綾部 貴淑のベンチャー経営日記

オンライン講座「通勤講座」を運営するKIYOラーニング株式会社 代表取締役 綾部 貴淑の日記(社長ブログ)です。

日々の判断の品質・スピードを極限まで高める

会社というのは(あるいは人間も)、日々積み重ねられる判断(意思決定)によって、結果が決まってくるはずです。

 

例えば、

・今、やった方がよさそうなことが100個あるとして、どれを最初に行うか?そしてどれを行わないか?

 

・どこに資源(人やお金、時間)をどれだけ投入するのか、しないのか?

 

・新しい事業を考えた方が良いのか、今の事業をてこ入れすべきか?

 

・日々の小さいことで言うと、この件はメールで連絡した方が良いのか、電話か、会って話した方が良いのか? 何を伝えるべきか、伝えないべきか、どう伝えるべきか?

 

というような、日々の大小さまざまな判断・行動の集積によって、未来が作られていくと考えられます。

 

仮に、Aさんという人と、Bさんという人が、まったく同じシチュエーション(例えば小さいベンチャー企業の経営者)に置かれたと仮定(現実的にはできませんが)すると、Aさんは3年後に会社を上場させているかもしれませんが、Bさんは3年後に会社を倒産させているかもしれません。

 

この場合、Aさんの日々の判断の方が品質が高かったか、判断のスピードが早かった、といえるのではないでしょうか。

 

全く分野は異なりますが、思考実験として、F1のレースのスタート地点にいる状況を考えると、プロのドライバーであるAさんは1時間後に表彰台に立っているが、素人のBさんは1週目でクラッシュしているかもしれません。

 

プロのAさんと素人Bさんに与えられる情報(目から得られる外部情報やスピードの感覚、重力による加速度、手足や体から得られる車体の状況など)は同様ですが、Aさんは刻々と変わる情報を元に、的確に素早く判断し続けた結果、ハンドル、アクセル、ブレーキ等の操作を通じて、最終的に成功(表彰台)をおさめることができました。

 

一方、素人のBさんにも同じ情報が与えられましたが、プロのAさんのように的確に素早く判断・行動できず、不成功(クラッシュ)となりました。これは素人であれば当然でしょう。

 

レースの場合、刻々と変わる状況に対して、文字通りコンマ何秒の世界で、正確な判断をし続けなければなりません。プロであれば、「このようにタイヤが少しスライドしたら」→「ハンドルとアクセルをこう操作する」いう判断・行動が瞬間的にできるのでしょう。世界一になれる人は、この判断・行動の品質・スピードが最も優れているはずです。

 

私は、経営もこれと同じようなものだと考えています。

 

もちろん、運の要素も大きいですが、運については考えても仕方がないので、私達ができることとしては、

 

「日々の判断の品質・スピードを極限まで高める」

 

事なのではないかと思います。

 

「では、どうやってそれを行うか?」

これに日々、試行錯誤していますが、また別の機会に書きましょう。